大学に行けない!アルバイトもお休み!
突然の外出自粛生活。美学生たちは何を思い、どう過ごしているの?
ということで、彼女たちの“おうち時間”をちょっぴりのぞき見する連載企画『美学生の#StayHome』!
今回登場するのは、同志社大学商学部2回生の井上春佳ちゃん!
コロナの影響で大学生活の一番の目標だった「留学」が中止に。
ショックを隠せない中、勉強熱心な春佳ちゃんは有意義なおうち時間を過ごしていました。
Zoom未対応、出席確認は課題提出で
コロナの影響で生活はどう変わりましたか?
大学は春学期中はWeb授業、サークルの新歓もできなくなったし、バイト先も休業や短縮営業になりました。
授業はZoomなどで?
いや、大学によってはZoomでやってるところもあるらしいんですけど、私の学部は先生がそういったツールに疎いみたいでまだ導入されてないです。
音声付きのパワーポイントのデータが送られてきたりとか、レジュメだけ送られてきて「読んでおいてください。」とか。それでわからないことがあれば大学のホームページ経由で先生に質問を送るみたいな感じです。
出席確認はないんですか?
リアルタイムでの出席確認はないです。レジュメを見た感想を翌日の12時までに提出したり、レポートを提出したりすることで評価されるみたいです。
だらけてしまいそうですね(笑)サークルの新入生勧誘はどうしてるんですか?
Zoomやインスタライブで新入生向けの配信をやっています。先輩への質問をコメント欄で募集して、それに答えていく感じです。
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でも、先日やった時は10人くらいしか見に来てくれなかったし、対面じゃないからなかなか会話が弾まなくて……。
自分が1回生の立場だったら参加しにくいだろうなって思います。だから、2、3回生がサクラで質問をするとか色々と工夫しています(笑)
念願だった留学が中止に……
昨年、美学生図鑑に登場してもらった時に「留学に行きたい」と話していましたよね。
はい。今年の秋学期に4か月間、オーストラリアへ留学に行くことが決まってました。
でも、コロナの影響で先月中旬に中止の連絡が……。
それは残念ですね。
大学生活の一番の目標が留学だったから、めちゃくちゃショックでした。
大学の留学プログラムなんですけど、全学部で30人くらいの枠しかないんですよ。TOEFL何点以上っていう応募条件があって、CASECっていうオンラインの英語テストやグループ面接を経て選ばれるんです。もともとそこまで英語力があったわけじゃなかったのでたくさん勉強して臨みました。
今年の1月に合格発表があったんですけど、その時は「やったー!!」って叫んで母親に電話をかけたくらい本当に嬉しかったんです。
よし、頑張ろう!って思って勉強も続けてたし、留学のための手続きも着々と進めてたんですよ。それが取りやめになってしまって……今もずっと凹んだままです。
秋学期に留学行くから春学期に授業も詰め込んで、春学期34単位、秋学期10単位。履修登録後に留学中止が発表されたからもう変更できなくて……どうにかしてほしい(涙)
来年、同じ留学に参加させてもらえたりはしないんですかね?
どうなんですかね?今のところ、そういった話はないです。
今回のことがあって「留学に行きたい」って気持ちがさらに強くなったので、もしまた来年同じ面接を受けられるなら、中止になって悔しかったっていう気持ちを思い切りぶつけたいです!
みんなが何もしてない時期だからこそ何かしたい
外出自粛期間、どんなことをして過ごしますか?
以前から貿易のお仕事に興味があったので「貿易実務検定」の勉強を始めてます。
来月中旬にWeb試験があるんですよ。輸出入における法律とか交渉とか、めっちゃ難しいんですけどテキストを買って頑張って覚えています。
学校に行けなくなってバイトもなくなって、みんなが何もしてない時期だからこそ何かしたいなって思うんです。
貿易実務検定以外にも「通関士」とか他にも自分にも役立ちそうな検定にチャレンジして充実した毎日を送りたいです。生活が元通りになったとき、力を発揮できるように。
最後に、コロナが収束したらやりたいことを聞かせてください。
もし、来年留学に行けなくなったとしても後悔しないように、海外インターンとか海外ボランティアとか色々なことをやってみたいなとは思っています。
あとは普通に友達と面と向かって喋りたい!サークル活動したり、旅行に行ったり、当たり前の日常を楽しみたいです。
とにかく今は我慢して、コロナが収まってくれるのを信じて待つだけですね。