【ROKKO森の音ミュージアム】六甲山の自然とオルゴールの音色に心癒されて(取材レポート)

「1000万ドルの夜景」を一望できる場所として有名な、兵庫県神戸市の六甲山。そんな六甲山には夜景以外にも魅力的なアミューズメント施設がたくさん!

その中から今回は、六甲山の自然とオルゴールの美しい音色を楽しめる「ROKKO森の音ミュージアム」を紹介します。

レポートするのは大谷智香ちゃん(同志社大学4回生)・今井優里ちゃん(京都大学4回生)

※撮影時のみ許可を得てマスクを外しています。

ここにも仕掛けが!?音を楽しみながら散策できるSIKIガーデン

大阪駅から電車とバスを乗り継いで約1時間。六甲ケーブル下駅からケーブルカーで標高差約500mの山中を10分で登り、六甲山上駅に行きます。

そこからさらにバスで約5分。ROKKO森の音ミュージアムに到着です!

中央の建物「森の音ホール」を抜けると大きな庭「SIKIガーデン~音の散策路~」が広がります。

自然に囲まれながらゆったりと散策

ハンモックに揺られながらのんびりとおしゃべり

SIKIガーデンの奥には「音楽の森」が広がっています。

ここには、触って楽しむ様々な音の仕掛けが……!

背中をなでると美しい音色が聴こえる、木製の鳥「風のうたよみ」(MATHRAX制作)。

鳥の巣箱型のオルゴール。下の紐を引っ張ると曲が流れます。ガーデン内に複数設置されていて、それぞれ音色が違うんだとか。

ベンチにも仕掛けがあります。

座ると横のスピーカーから音が……。後で紹介する「森の音ホール」内にある自動演奏楽器を紹介する「森のラジオ」が流れています!

こちらは「合奏のオルゴール」。メロディーと伴奏、それぞれのハンドルを息を合わせて回すことで2人で演奏ができるんです!少しでも回すスピードが違うと音がズレてきてしまうので難しい……。

園内には他にも音を楽しむ仕掛けがたくさん!ぜひ探してみては?

緑溢れる開放的なテラス席でカフェタイム

続いて紹介するのは、「森のCafé」。テラス席ではSIKIガーデンの風景を眺めながら食事ができます!

ラクレットチーズプレート(1,880円)
パテ・ド・カンパーニュ&ベーコンサンドプレート(1,400円)

美しい自然をバックにいただきます!(飲み物は柚子ソーダ、550円)

とろーりチーズが最高!
サンドイッチは食べ応えたっぷり!

デザートにはブーケソフトクリーム(400円)を。サブレ生地のコーンと濃厚ミルクのソフトクリームが相性抜群!

自動演奏にびっくり!森の音ホールのコンサート

ミュージアム施設内の「森の音ホール」では、「演奏家のいないコンサート」が毎時開かれています。

100年以上の歴史をもつオルゴールや自動演奏楽器を、コンサートスタッフさんが紹介します。

迫力ある演奏に聴き入る2人

コンサートが終わったあとには、ホール内の楽器を見てまわることができます。

こちらは手回しオルガン。裏側にあるハンドルを回すと音楽を奏でることができます。

1920年頃に製作された自動演奏ピアノ。かつては映画館で使われたそうで、ピアノの音だけでなく、シンバルなどのパーカッション、映画の効果音まで演奏できるんです!

この他にもたくさんの楽器があり、各演奏回ごとに違う楽器が紹介されます。

また、森の音ホールの2階・3階には展示室があり、ヨーロッパやアメリカで製作されたアンティーク・オルゴールなどが展示されています。

ディスク・オルゴール。曲がプログラムされた金属の円盤を回転させることで音が鳴る仕組み。

19世紀から20世紀初めに制作された歴史ある展示物の数々。見ごたえがあります!

オルゴール組立体験に挑戦!精密な作業に大苦戦!?

次は1階の工房で、オルゴールの組立体験に挑戦!

組立体験で製作する「シリンダー・オルゴール」は、「櫛の歯」と呼ばれる金属の板を「シリンダー(金属製の筒)」に植え付けられた「ピン」がはじくことによって音が鳴る仕組み。櫛の歯とピンの距離によって音色や音の大きさが変わるんです。

今回の体験では、この櫛の歯とピンの組み立てをおこないます。職員の方が説明してくださるので初めての方でも安心です。

理想の音色を求めて微調整を繰り返す2人。真剣な表情です。
一足先に、大谷さんが完成!
今井さんは大苦戦!最終的にスタッフの方に手伝ってもらうことに。

ケースは約9種類、曲は約40曲の中から好きなものを選ぶことができます!大谷さんはグランドピアノ型のオルゴール。曲は『君をのせて(天空の城ラピュタ)』をチョイス。

今井さんはスノードームのオルゴール。曲はGreeeeNの『キセキ』を選びました!

今回は一般コースの体験でしたが、より多くの工程を体験できる上級コースも用意されています。

最後に、ミュージアムショップ時音(とおん)を訪れました。

どんな音色が聴こえてくるんだろう?

可愛らしい見た目の物からアンティークな物まで、たくさんの種類のオルゴールがずらり。大切な人への贈り物にもおすすめです!

まとめ

というわけで、六甲山上にある「ROKKO森の音ミュージアム」の魅力をお届けしました。

美しい自然と、ここでしか聴くことのできない様々な音色に囲まれて、皆さんもリフレッシュしてみてはいかがですか?

また、ROKKO森の音ミュージアムでは期間限定イベントも盛りだくさん!オリジナル謎解きゲーム『妖精たちのカンタービレ』(開催期間:2022年4月29日~2023年3月31日)や、リニューアルオープン1周年を記念したツリーハウス(2022年7月16日オープン)など、興味のある人は下記リンクからチェックしてみてください!

本イベントは謎解きキットの情報をもとに、ROKKO森の音ミュージアム屋内外各所に仕掛けられたヒントや、アイテム・暗号など…

施設情報

施設名 ROKKO森の音ミュージアム
場所 兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-145
アクセス ①「阪神御影駅/JR六甲道駅/阪急六甲駅」より神戸市バス16/106系統に乗車
※阪神御影駅からの神戸市バスは16系統のみ
②「六甲ケーブル下」バス停にて下車、六甲ケーブルに乗り換え
③六甲ケーブル山上駅より六甲山上バスに乗車
④「ミュージアム前」にて下車
営業時間 10:00~17:00(最終受付 16:30)
入場料金 一般(中学生以上)1300円/小人(4歳~小学生)600円
ホームページ https://www.rokkosan.com/museum/
最新情報をチェックしよう!
NO IMAGE

美男美女大学生の写真&インタビューメディア「美学生図鑑」

『大学生は、美しい。』というテーマの下、全国の輝く大学生を発掘し、その美しさを切り取った写真と内面にフォーカスしたインタビューを掲載。大学生や中高生にとってロールモデルとなるような等身大のキャンパスライフを発信中。2024年現在、掲載学生数は2000名超。モデル・スタッフも随時募集中!