美学生図鑑ってどんな人たちが作っているの? という疑問に迫る、シリーズ『美学生図鑑の中の人』!
第2弾は、昨年6月から「インタビュアー」として活動しているフェリス女学院大学国際交流学部2年生の大野幸。
活動に参加したきっかけや、インタビュアーの醍醐味などについてお話を伺いました!(取材:長島有紀)
大学進学のきっかけは『美学生図鑑』でした
記者:関東エリアのインタビュアーの中では活動歴が一番浅いながら、昨年秋のミスコン特集では合計12人のインタビューを担当。今やスタッフの中で欠かせない存在となった大野さん。そもそも活動を始めたきっかけは何ですか?
大野:『美学生図鑑』というメディアそのものが大好きで、「どうしてもこのサイトに関わりたい!」と思ったことがきっかけです。というのも、私が大学進学を決意したきっかけが『美学生図鑑』だったんです。
記者:『美学生図鑑』がきっかけで大学へ!?一体どういうことですか?
大野:高校2年生の時に見た「ミス青山コンテスト2015特集」の中村麻美さんの記事に影響を受けたんです。
私が通っていた高校は進学校ではないし、一般受験をする人は本当に少数。私もずっと専門学校に行くつもりだったんですが、この記事の「絶対に青学じゃなきゃ嫌だ」というパートに衝撃を受けて。
それまでの私は、大学に対しての憧れはあっても勉強をやり続ける勇気がなかったんです。でも、この記事から麻美さんが本当に努力して大学に入ったのが伝わってきて「私も大学に行きたい!」と思いました。
記者:ロールモデルを見つけたんですね。
大野:私は小さい頃から、頭が良くて美しい”才色兼備”な人に思い焦がれていました。だからミスコンが好きだったし、候補者の方々のことを本当に素敵だなと思っていたんです。でも、自分にとっては憧れを超えた存在で、見た目も中身も完璧なすごく遠い世界の人たちのように感じていました。
そんな中、麻美さんの記事を読んで、その諦めない姿に親近感が湧いて、「私も頑張って勉強して、絶対に大学へ行こう!」と決めたんです。それからというもの、毎日ルーティンのように記事を読んでいました。
記者:え!?毎日ですか?
大野:そうなんです(笑)予備校に行く朝の電車で記事を読んでモチベーションを高めていました。自分でも今思えば不思議なくらいその記事に感化されていましたね。
結果として第一志望校には落ちてしまいましたが、大学生活はとても楽しいです!あの時、この記事に出会えて私は本当に変わることができました。
心を開いてくれたその瞬間を大切にしたい
記者:『美学生図鑑』がきっかけで自分自身が変わったなんて……!その後、インタビュアーとしてスタッフに加わりましたが、初取材はどうでしたか?
大野:何もかもが初めてだったのですごく緊張しました。カメラマンの山本さんに付いていてもらいつつ、編集長とも電話を繋ぎながらインタビューしたんです。とりあえずマニュアルを頭に入れて、あとは「流れにまかせればどうにかなるだろう!」という気持ちで臨みました(笑)
幸いにも担当した忽滑谷こころさんはもとからの知り合いで、明るくて積極的な方だったので何とか無事に取材を終えました。
記者:記事は順調に出来上がりましたか?
大野:いえ、難しかったです。『美学生図鑑』の記事はたくさん読みましたが、いざ自分が書くとなるとどう進めたらいいか分からなくて。マニュアルを見ながら必死にまとめました。
こころさんの人柄や将来の夢はよく知っていたので、その魅力が読者の方に存分に伝わるようにとにかく意識しましたね。「もしかしたら就活で企業の人事の方がこの記事を読むかも!」とも考えて、ドキドキしながら精一杯書きました。
記者:これまで20人弱インタビューしたそうですが、印象的だった取材はありますか?
大野:「ミス立教コンテスト2018特集」で取材した原口沙里奈さんです。
見た目はクールな美人さんって感じですが、性格も寡黙な感じで取材開始当初は沈黙してしまう場面が多くて、あまりお話が進まなかったんです。
ただ、私が取材前の下調べ中に、他の候補者さんとは違って沙里奈さんに魅力を感じていた部分がありました。
記者:というと?
大野:沙里奈さんがInstagramで受験生からの相談によく乗っていたんです。それも「こんなに詳しく答えてくれるの!?」と思うくらい丁寧に。
私も受験勉強に苦労したので、受験生にとっては沙里奈さんが話を聞いてくれるなんて本当に励みになるだろうなと思いました。それで、そのことについて沙里奈さんに聞いてみたんです。
記者:それでそれで……?
大野:沙里奈さんは「自分は浪人していて受験生の大変さは本当に分かる。だから力になってあげたい。」とおっしゃっていました。なんでも、地元・熊本から一人で上京し、予備校に通わずに家でひたすら勉強していたそうです。
この話題はインタビューの終盤でしたんですが、初めは口数が少なかった沙里奈さんも、その頃にはだんだん自分から話してくださるようになって。沙里奈さんの本質的な部分が見えた気がしました。
記者:大野さんが抱いていた沙里奈さんのイメージが変わったんですね。
大野:SNSではクールな印象が大きかった沙里奈さんの人間らしくて親しみやすい一面が見れたし、「読者の方に伝えたい!」と思いました。達成感もありましたし、インタビューの醍醐味って“ここ”なんじゃないかなと感じましたね。
記者:“ここ”というと?
大野:「モデルさんの新たな一面をいかに引き出すか」ですね。初めはあまり話したがらなかった方が心を開いてくださったと感じた時、やりがいを感じます。その瞬間をいつまでも大切にしたいです。
“あなたの選択肢を広げるメディア”を目指して
記者:素敵な心掛けですね!約半年間活動してみて『美学生図鑑』のインタビュアーはどんな人が向いていると思いますか?
大野:コミュニケーションを取るのが得意である必要は全然ないと思います。「インタビュアー」というとお話が上手い人のイメージがあるじゃないですか?でも、そうでなくても務まると感じていて。「この人のことがもっと知りたい!」と思う好奇心の強さが重要だと思います。
あとは、『美学生図鑑』が好きなこと。「この人(モデルさん)の良さを『美学生図鑑』を通して伝えたい!」という気持ちがある人と一緒に活動したいですね。
記者:興味があったら気軽に応募してみてほしいですね!最後に、大野さんが今後『美学生図鑑』をどうしていきたいか教えてください!
大野:「あなたのきっかけになるメディア」を目指したいです。
『美学生図鑑』は私に大学進学を決意させる大きなきっかけを与えてくれました。これからも読者のみなさんの未来の選択肢を広げるメディアになるようにインタビューを通して貢献したいです。
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